Sunday, April 26, 2009

Ubuntu 9.04 にFlock のインストール

Flock Web Browser を入れてみた、に書いたインストールの仕方は素人衆にはあまり安全ではないのかもしれない。今日、別のコンピュータに入れてみたが、なんかぐちゃぐちゃになってきた。よく分からないので、もっと簡単な方法はないかと探したら、debファイルがあるではないか。こっちに頼ることにした。

まず、ここ(↓)からdebファイルをダウンロード。
http://www.getdeb.net/app/Flock

すると、Debインストーラーがインストールするかときいてくるので、うんと答える。そしたら、きれいにインストールしてくれる。何も考えずに済むので楽。

なお、上のGetdebページでは最新版はintrepid になっているが、jaunty でも問題なく動いた。

インストールが終わったら、Application Menu のinternet のところにFlockのアイコンができるはずだが、もしなかったら、Preferences -> Main Menuメインメニューで追加したらいい。(jaunty 9.04 Desktop Editionの入っているdynabook SSと、jaunty 9.04 Notebook Remixの入っているEeePC S101の両方にインストールしたのだが、EeePCの方にはアイコンが現れなかった)。


それと、FlashのPluginも前とは違うやり方が必要なので、いろいろ検索してみたが、これ(下記)に従ったらうまく行った。
http://helpforlinux.blogspot.com/2008/12/get-flash-working-in-flock-browser-in.html

まず、Terminal でFile Manager (nautilus)を開ける(そうしないと、root権限がどうとかこうとかでコピペしたりできない)。
sudo nautilus

root フォルダーが開くので、usr/lib/firefox/plugins にまでたどって、そこで、'flashplugin-alternative.so'
をコピーする。それから、今度は、/usr/share/flock/plugins/ までたどっていき、さっきコピーしたファイルをペーストする。最後に開いているフォルダーを閉じる。そしたら、Terminalも安心して終わる。
そして、Flcokの再起動。

Friday, April 24, 2009

Flock というブラウザーのこと

まだ使い始めて3日目だけど、その使いやすさにうれしい驚き。Facebook, Digg, Twitter, Blogger, Youtube, Flickr, Yahoo, Gmail, RSS, の中に一つでも身に覚えののある人は、速攻でFlock をダウンロードして使うがよい。中身はFirefox なので、すでにFirefox を使っているなら安心してよい。IEから脱出するなら尚よい。少しヴァージョンは落ちるが日本語版もあるので、ローマ字が嫌いな人も使える。デスクトップにでもダウンロードして、それをダブルクリックしてトイレに行って帰ってきたら夢の世界が開いているでしょう。


ダウンロードはこちら(→)

Thursday, April 23, 2009

Flock にFlash

追記:Flash pluginの入れ方はUbuntu 9.04 にFlock のインストールに書いたやり方の方がいいと思う)

Flock Web Browser はとてもいいです。職場のコンピュータにもインストールしてやった。ひひ。


(↑Flock はものごとがとても整理整頓しやすくできている)

一つ問題が発生。Youtube に行くと、Flash player がない、やと。
Flock の土台はFirefox と同じなので、Firefox のAdd-ons がたいていなんでも使える。ということで、Firefox Add-ons ページへ急行。(Flock Add-ons ページもあるが、まだほとんど空っぽ。Firefox のがほとんど使えるのだから、あまり必要性がないということでしょう。)

余裕でFlash player のplugin をダウンロードしはじめると、インストールできません、やと。理由はすでに最新ヴァージョンをあなたは持っているではありませんか!と。

うーん、そう言われてもしかたない、確かに同じコンピュータにインストールしてあるFirefox には、しかとFlash のplugin が入っているのだ。しかし、これがFlockで動いてくれないから困っているわけですけど、どうしたらいいのか?

あちこち検索して、似たような問題の対策を試してみると、解決した。

/usr/lib/mozilla/plugins の中にあるflashplugin-alternative.so というファイルをコピーする。
そして、それを/home/username_folder/flock/plugins の中にペーストする。
Flock を再起動する。すると、なんとYoutube が飛び跳ねる。

検索したおしてあちこちで発見した解決法では、微妙にFlock のフォルダー名やその場所が違ったり、plugin の名前も違ったりする。環境の組み合わせでいろいろなケースがあるだろうと思う。
ちなみに上記解決策が適用された環境は、
Ubuntu 9.04
Firefox. 3.0.9
Flock 2.0.3
Shockwave Flash 10.0.r22
です。


Blogged with the Flock Browser

Wednesday, April 22, 2009

Flock Web Browser を入れてみた。

追記:インストールの仕方はUbuntu 9.04 にFlock のインストールに書いたやり方の方がいいと思う)

http://www.flock.com/
からダウンロード。

Linux へのインストールの仕方もそこに書いてあったが、ファイル名を新しいのに変えてやってみたが、なんかごちゃごちゃになってしまった。あらたに、ダウンロードしなおして以下のようにやりなおしたら、うまくいった。ダウンロードしたヴァージョンは、flock-2.0.3.en-US.linux-i686.tar.gz2

ダウンロードを始めると、Archive Manager で開くか、単に保存するかときかれるので、前者を選ぶ。

Extract をぶちゅっとすると、extractする場所が出てくるので、何も変更せずそこにextractする。

Home Folder の中に、突如 Flock という名のフォルダーが出現する。

それをこじ開けてのぞくと、flock-browser というファイルがあるので、それをぶちゅぶちゅっとする。

すると、既存のブラウザーの設定をインポートするかとかどうとか、質問攻めが始まって、それが終わると、Flock が開いた。

こんな(↓)で始まった。


根っこはFirefox なので何も変わらないとも言えるが、Social Networking 重視でいろいろ便利らしいから、ちょっと使ってみる。

Firefox の高速化と同じ手が使えるそうだ。
How To Speed Up Firefox
追記:インストールの仕方はこっちの方がよいと思う。

Blogged with the Flock Browser

Tuesday, April 21, 2009

あれっ?Skypeがない。

9.04にアップグレード後、Skype がなくなっていることに気がついた。
Add/Remove を開けてみたが、そこにもない。
もう一度SkypeのRepositoryを加える。

deb http://download.skype.com/linux/repos/debian/ stable non-free

それから、Synaptic でSkypeを検索すると、2.0.0.72-1というヴァージョンがあったので、それをインストールした。他にも、skype-commone, skype-static, skype-ossというパッケージがそれぞれ2.0.0.72-0medibuntu4というヴァージョンであったが、これらはMedibuntuのrepository にあるものだろう。でも、どうして、Add/Remove に登場しなかったのだろう?とりあえず無視することにした。

Skypeちゃんとうごいた。

メモ:Access Teaching Lesson 7 - Creating Reports

これ、YoutubeではLesson 6になっているけど、たぶん7では???

メモ:Access Teaching Lesson 6 - AutoExec

メモ:Access Teaching Lesson 5 - Queries & Relationships

メモ:Access Teaching Lesson 4 - Queries - Questioning Databases

メモ:Access Teaching Lesson 3 - Frontsheet or Dashboard

ふ~む、こういうのは作らなかったな。便利かも。

メモ:Access Teaching Lesson 2 - Creating a Form

こういう部分はMacで動くソフトの得意部分だったと思うが、こうやって見てみると、あんまり変わらなくなったようだ。

メモ:Access Teaching Lesson 1 - Introduction

15,6年前、仕事でMac上でFileMaker を使って大量にデータベースを作っていたことがある。FileMaker は素人でもすぐに使える便利なソフトだった。今はWindows版もあるようだ。その頃、Microsoft Accessもちょろっと開いたことがあるが、何も見なかったことにしてすぐに閉じた。

今日、MS Office 2007 のAccessを見てみたが、少し人間味が出てきたような気がした。とりあえずすぐに使う用事ができたので何か良いTutorial はないかと探すと、Youtube にたくさんある。いちいち行くのも面倒くさいので、このブログをメモかわりに使うことにした。

この人(たぶんイギリス人だろう)の話し方がやけにボソボソしていて他の張り切ったヴィデオ群からかなり浮いていておもしろい。

Monday, April 20, 2009

Ubuntu 9.04 Jaunty Jackalope にアップグレード

数日前、16MBのUSBメモリーに入れて使っているUbuntu 8.10 Intrepid Ibex を9.04 Jaunty Jackalope にアップグレードした。ほんちゃんのリリースまで後数日(4月23日)なのだから、もう少し待てばいいものをと思うが、待てない。

ここ(↓)に書いてあったとおりにした。
http://www.ubuntulinux.org/getubuntu/releasenotes/904overview

まず、Alt+F2をぶちゅっとする。そしたら、黒い小窓が現れるのでそこに
update-manager -d

とぶちこむ。後は、あーせいこーせいという支持に従ったら、うんうん唸りながらの大量のダウンロードが始まった。ダウンロードとインストールの時間を全部合わせたら4、5時間かかっていたような気がする。途中で寝たので分からないが、インストール途中で時々何かきいてくるので、それに答えないとそこから先に進まない。だから、ほったらかしにしていると永遠に終わらないのでたまにはのぞいた方が良い。

さて、感想は?
何が変わったのだろうとあちこち見てみたがよく分からない。ハハハ。こういうのを「豚に真珠」とか「猫に小判」というのだろう。

- Ubuntu Tweak が消えてなくなっている。もう時代遅れだから削除しろってことなのだろうか?
- Computer Janitor という小道具が新たに参入している(System -> Administration)。不必要になったSoftware Package を掃除してくれるらしい。Ubuntu Tweak にもそういう機能があったが、これで一部代替できる。さっそく使ってみたが、なかなかいい感じ。得にアップグレード直後は必須科目かと。
- よく考えたら当たり前だが、Repositories が大量に没になっていた。Ubuntu 以外で自分が勝手に入れたrepositories は、旧バージョン用から新バージョン用 に自分で変更しなければいけないらしい。
- これ(↓)みたいに電源を入れてからUbuntu 9.04を立ち上げてFirefox が繋がるまで17.5秒なんてことはないが、

Ubuntu 9.04 boots in 17.5 seconds !(ここにどうやったかのミソが書いてある)。
確かに起動にかかる時間が若干速くなった。しかし、この古いコンピュータ(dynabook SS SX/290NR)に初めてUbuntu 8.10 を入れて、その素早い起動に驚いて以来、もう十分満足していた。さらに速くなったのは喜ばしいことですが。なんせ職場で使ってるVista は電源を入れてから、席を立ってコーヒーを飲みに行って、タバコをすって帰ってきた頃にようやくアイコンがちょろちょろと現れたりする。

Sunday, April 19, 2009

KDE DesktopをUbuntu に入れる

以前どこかのブログで、Ubuntu にKubuntuのデスクトップを入れて、ログイン時にKDMを選んだり、GDMを選んだりする話を読んで、ほーそんなに簡単なものか、便利なもんだなと思って、Synaptic の中をかき回して、自分でもやってみたことがある。

そしたら、なんとKubuntuについてくるアプリが全部入ってしまったではないか。もうてんこ盛りなことになって、ややこしいこと、この上ない。そもそも古いコンピュータなので、なるべく質素にしておこうと思っているのに、同じ用途のためのアプリが二つずつあるようなことになってしまったのだ。結局、このUbuKubuntu は全削の運命に至った。

そうじゃなくて、ただそのKDMの味わいをたまに試すとか、そういうことだけで良かったので、次回はなにもかも入らないようにしようと思って忘れたままになっていたが、今日どういうわけか、とても親切なページを発見した。その名も、

Install KDE Desktop in Ubuntu

そして、ちょっと読んでみると、おーそこそこ、それが知りたかった、ということがちゃんと書いてある。

<以下コピー>
kubuntu-desktop -This is the recommended metapackage to install; the full Kubuntu installation, with all the Kubuntu recommended packages. This includes OpenOffice, Kontact, Konversation, amaroK, K3B, and others.

kde -This will install the following KDE packages: kde-amusements, kdeaccessibility, kdeaddons, kdeadmin, kdeartwork, kdegraphics, kdemultimedia, kdenetwork, kdepim, kdesdk, kdeutils, kdewebdev, kdevelop3 and the kde-core metapackage

kde-core -This will install the core — the bare-minimum required– of KDE. That is, kdebase, kdelibs, arts and fontconfig.

<コピー終了>

ということは、kde-core だけを入れれば良かったようだ。うん?違うか?明日試してみよう。


Friday, April 17, 2009

CrunchBang Linux 8.10.02 を入れてみた

ディストロめぐりをする人が多いのは分かる気がする。Linux にはいろいろあって目移りがするというか、もっといいのがあるに決まっている、自分にもっと合うのがあるはず、と永遠の旅に出てしまうのではないだろうか。

コンピュータは道具で、それで何をするかが本来の目的なのだから、それは本末転倒ではないか、なんて言い出したら、世の中のことはほとんどすべて転倒しまくってるってことになるかもしれない。味なんてどうでもいい、腹がいっぱいになればいいのだなんて言えばグルメなんて概念はなくなるし、恥ずかしい部分を隠せて過酷な気候から身を守れたらいいのだなんて言い切れば、ファッションなんて概念もなくなってしまうだろう。

今やコンピュータもほとんどメシとか服のようなもんになったってことかもしれん。

とはいうものの、とりあえずド素人としては、新しいことをいろいろ覚えるのはしんどいわけで、今はUbuntu の回りを徘徊する程度におさめておくのが無難だろうとは思う。それでも、クリック一つするたびに新知識導入の嵐に見舞われて大変なのだ。

CrunchBang Linux っちゅうのが、かなり素早く、しかもUbuntu がベースだというのをどこかで読んだので、これなら無理なかろうと思ってライブCDで試してみたら、おーホントにサクサクしてる。OpenOffice を入れずに、AbiWord とGnumericで済ませているというのもいい感じ。OpenOffice の意気込みには大いに敬意をもっているし、ガンガン攻め続けて欲しいと思うが、職場でMS Office 2007 の使用を強要されている身では、OpenOffice を実用に使うにはちょっと中途半端になってしまう。それなら、いっそAbiWord やGnumericで軽く足りることだけをする方が効率的。OpenOffice さんのせいではなく、MS Office 2007 がひたすらうっとうしいだけのことなんだけど。

それにしても、Linux の近い将来の爆発的一般化にとって、このOffice 問題は大きな障害だろうと思う。組織的には(民間にしろ役所にしろ)、Linuxへの移行を検討するとなると現実的にはそんなことでつまずきそうな気がする。特に我が社のようにMS Office 2007 に移行してしまっているともう悲惨。

個人的にはアホみたいなソフトだと思っているパワポだが、Linux 陣営にあれをあっさり凌駕するプレゼンソフトがないのは痛い。どうしたことだろう?あちこち探してみたが、かろうじて匹敵するのはKOffice に入っているKpresenterくらいではないか。KOffice 2.0 がもうすぐ出るそうだが、KOffice に限らず、開発者のみなさんにおきましては、何も協力できませんが、頑張ってほしい。

個人的にはクソみたいなソフトだと思っているアクセスだが、このへんもLinux陣営になんかこう、おっと思わせるものが出てきてほしい。Office に弱いLinux という印象はいかん、実にいかん。ほんとはもっと強いはずでしょ、うん?違うの?

話はCrunchBang Linux にもどって、長男への移行作業が徐々に進んでいるdynabook SS SX/290NR の自分作業用パーティションに入っていたUbuntu 9.04 のベータを消して、そこにごそっとCrunchBang Linux 8.10.02 を入れた。

インストール直後の清く美しい姿(↓)

そして、日本語入力できるようにと、いつものようにUbuntu 日本語 Remix を入れる手順を踏んで行った。最後に再起動。

が、あれ?日本語セットアップヘルパーがどこにも現れない。 それどころか、言語を設定する場所がどこにもない。というか、見つからない。どういうこと?これはトホホだ。しかし、ここで諦めてなるものかとあちこちウェブを見てみた。日本語入力をできるように、なんとか自分で設定するのだ。

2日間に渡る攻防で結果的にはなんとか日本語入力できるようになったのだが、いったい何をやったのか正確には覚えてない。しかし、将来のためにもやったらしきことを書き留めておくことにする。

1. いつもの日本語 Remix。
ここに書いておいたので省略。

2. そして、HOWTO Configure SCIM to enable Chinese input というページを発見したので、中国語とはちょっと違うけど、まあちょっと似ているからいいかと、そこに書いてあることをそろそろとまねをしてみる。

最初に、Install Chinese fonts とあるが、中国語のフォント入れてもしょうがないでしょ、ってことで、これはさすがにとばす。1. の作業で日本語のフォントはすでに入っているはずなのだし。

次に、Install input method packages という項目がある。うーむ、これも終わっているはずなのだが、よう分からん。root になってterminal で次のようにしろと書いてある。

apt-get install scim scim-m17n scim-modules-table scim-pinyin scim-tables-zh

念のため、それぞれ何かSynaptic でちょっと見てみると、scim-pinyin とscim-tables-zhは中国語のためのもんだ。そこだけ変えて(scim-m17nはなんか分からんのでほっとく)、以下のように一応やってみた。
sudo apt-get install scim scim-m17n scim-modules-table scim-tables-ja
次は、Create a custom SCIM startupという項目。これもどうなったか分からんので、書いてある手順とおり一つずつやってみる。また、root になってterminal で、
sudo touch /etc/X11/Xsession.d/74custom-scim_startup
sudo chmod 646 /etc/X11/Xsession.d/74custom-scim_startup
sudo echo 'export XMODIFIERS=”@im=SCIM”' » /etc/X11/Xsession.d/74custom-scim_startup
sudo echo 'export GTK_IM_MODULE=“xim”' » /etc/X11/Xsession.d/74custom-scim_startup
sudo chmod 644 /etc/X11/Xsession.d/74custom-scim_startup

次の項目は、Edit /etc/profile 。もう何も分からないので、闇雲に従う。
sudo nano /etc/scim/global

そして次の行を見てみろだと。

/SupportedUnicodeLocales

もし、

/SupportedUnicodeLocales = en_US.UTF-8

になっていたら、以下のようにしろという。そうなっていたので、開いているterminal をいったん閉じて、
sudo echo 'export LANG=“en_US.UTF-8”' » /etc/profile
と入れた。

次に、login時にSCIMをスタートさせるためには、以下のようにしろというのでやっとく。

echo 'scim -d' » ~/.config/openbox/autostart.sh

で、これで再起動したら、キーボードのアイコンがシステム・トレイに出てくるので、そこでSCIM のセットアップメニューを開いてやりたい放題しろと。

再起動。キーボードのアイコン現れず。
とほほ。すわっCrunchBang 全削除かと頭をよぎったが、しかし、ここまで来て引き下がれるか。もう一度念入りにググってみる。

すると、Let's type JapaneseSCIM-anthy: getting started なんてページがあるではないか。なーんだ、ふふ、可愛いものよ、とおもむろにむさぼり読んでみる。最初に道具として次のものがいりますと。

* scim: Smart Common Input Method platform
* scim-anthy: a Japanese input method module for SCIM
* anthy: a Japanese kana-kanji conversion engine
* scim-qtimm: SCIM plugin to use Qt immodule support
* kasumi: a dictionary management tool for Anthy
* scim-input-pad: a nice add-on which enables you to input various symbols
* scim-tomoe: a Japanese handwriting recognition module for SCIM

調べてみると、scim-qtimmとscim-input-padが入っていないではないか。今まで何をしていたんだと思いつつ、即座に入れようとしたが、scim-input-padがrepositories に存在しない。まあ、ええわい、そんなものなくても、と次の項目、2. Environmental Variablesに進む。

すると、~/.i18n か、 /etc/sysconfig/i18n を開いて次のものを書き込んだら、なんでもOKという勢いではないか。
GTK_IM_MODULE=scim
QT_IM_MODULE=scim
XIM_PROGRAM="scim -d"
XMODIFIERS=@im=SCIM

そんなに言うならと、
sudo gedit ~/.i18n
や、
sudo gedit /etc/sysconfig/i18n

をやってみたが、白紙が開くだけ。それでも、強引に上の四行をペーストして保存しようとしたが、そんなファイルは存在せんと言って頑なに拒絶される。いったいどういうことですか、これは、ともう一度読み直すと、あれっ?ここの説明はMandriva specificと書いてあるではないか。はは、どうも土台がちょっと違ったようですね。

しょうがない、今日はここまでで勘弁しておいてやるか。
一応再起動して、ログイン画面で言語の選択を開くと、あれっ?Japanese がある。ふふ、また子供だましを使いおって、と思ったが一応日本語を選択してログイン。

すると、なんだ、なんだ、キーボードのアイコンがディスプレイの底に出ているではないか、日付も日本語になって。しかし、そんなことくらいではもう騙されないくらいの経験は積んだ。Firefox で勝負してみようではないか。

む?Firefox のメニューが日本語になっているではないか。まだまだここからが本格的な見せ所ではないか。検索小窓にとりあえず、 「hahahaha」と入れてみる。ふむ、アルファベットくらいは軽いものよ。そして最後の見せ場へと向かった。CTRL とSpace bar を押さえつけた。すると、Anthy王冠が現れるではないか。検索小窓でhahahahaを打ち込むと「はははは」になった。

勝負はついた。
いったい何が正しくて、何が間違っていて、何に意味があって、何に意味がなかったのか、なんにも分からんが日本語は今日もこうやって勝利したのだった。

しかし、こんなにいきなりたくさん言語出てこなくてもいいんですけど(↓)

Thursday, April 9, 2009

Boxee をインストールしてみる

下記をRepositories に加える。
(System > Administration > Software Sources. Third-Party Software tab, click Add)

deb http://apt.boxee.tv intrepid main

Terminal で

sudo apt-get install boxee 


XBMCもBoxeeも実に格好良く、機能も充実している。これからのメディアセンターはこうなっていくのだろうと思う。が、どちらも動きがカクカクしている。何か設定をいじらないといけないのかもしれない。あるいは古いコンピュータには古いタイプの方がいいのかもとも思う。

Tuesday, April 7, 2009

XBMCをインストールしてみる

Banshee, Rhythmbox, Songbird, VLC, Amarok, Audacious を使ってみたが、いまいちしっくり来ず。XBMCとBoxeeを試してみることにする。

XBMCのインストール
まずいつものようにSources を加える。
(System > Administration > Software Sources で、Third-Party Software tab)

deb http://ppa.launchpad.net/team-xbmc-intrepid/ppa/ubuntu intrepid main
deb-src http://ppa.launchpad.net/team-xbmc-intrepid/ppa/ubuntu intrepid main

そしてOpenPGP Key をPPA for Team XBMC Intrepid で取る。そのページで、1024R/D7FAE680 をクリックすると、また別のページで出てくる。そこで、D7FAE680をクリックすると、下のようなものが出てくるので、これをGedit にコピペして保存。
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
Version: SKS 1.0.10

mI0ESXhddgEEALZHX0uquOdLS+L0/3YLGDMBmwTjCRh8Oy8dmKYOwIZwEhtFD8JDSMNbjzGF
9Lc048FYPgEQqri68RYkwLOclz01WOjb/swbEqwqAqKhx9NY5R2LwO/5BXgKsaP7iI/MrqlJ
ba4gpKUGPw7MBu3KgHPE1tepyEYCMAYFyPTM226NABEBAAG0JExhdW5jaHBhZCBQUEEgZm9y
IFRlYW0gWEJNQyBJbnRyZXBpZIi2BBMBAgAgBQJJeF12AhsDBgsJCAcDAgQVAggDBBYCAwEC
HgECF4AACgkQQ8Cv8Nf65oBXxgQAioQiWuCkKs+DfQTtSD0sud5oLJwRRd/r8PUZ4uld6OKD
vPeKBrJm7h1At/103A82DN4XcnoPfAtj1uciciEdwPW+5qQsELBzxIAYwRySwI7XKnwS4rR4
5JVE1DL9Xyfp1AcBvjhMbcSc2gvotHg9RjfHH9gJd+d+T0BkXU6/h54=
=wFmE
-----END PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
System > Administration > Software Sources に行って、Authentications のタブをあける。左下にある、Import Key Fileで先ほど保存したファイルを選ぶ。これで完了。
最後にTerminal で、
sudo apt-get install xbmc 
インストール終了。
どんな感じかしばらく使ってみる。

XBMCのデフォルトの画面↓

localepurge を使う

どこで仕入れた情報だったか忘れてしまったが、いろんなソフトに入ってる不必要な言語パッケージを自動的に削除してくれるという便利な小物、localepurge というものをインストールしていたのだが、残しておく必要のある言語を選択する場面でその選択の仕方が分からずほったらかしにしていた。

インストールは、
sudo apt-get install localepurge 
途中でTerminal の中ににょこっと下のような画像が現れて、必要な言語のところにチェックを入れないといけないのだが、チェックを入れるつもりでEnter をたたくと何も選択されず、次のページに通り過ぎていくのだった。


今日もう一度" How to use localepurge" で検索してみたら、#! CRUNCHBANG LINUXHOWTO install and use "localepurge" というページがあり、それを読んでいて、やっと気がついた。最後の方に、

During the install, you will receive a prompt for your language. The language selections are in two digit codes, (for example: “en” for English.) scroll down to your language and once it's highlighted, click the “space bar” to select it. Note: You may see several entries for your language, you only need to select the top most entry.)

と書いてあるではないか。なんだ、スペースバーを押して選択するのだ。たぶん常識的なことなんだろうけど、ド初心者はこういうところが弱い。

一から出直すために、Terminal を開いて、以下のようにタイプ(もうインストールはしてあるので、reconfigure のみ)。
sudo dpkg-reconfigure localepurge 
すると、めでたし上の画面が出てきたので、英語と日本語だけを選んで最後のページまで進んで終了。言語パッケージの削除の効果がどれくらいあるのかも知りたいので、Freed space を表示するというところにもチェックを入れておいた。

そして、下記でいざ実行。
sudo localepurge 
どーっと、削除される言語パッケージが出てきた。最後に、
Total disk space freed by localepurge: 37712K

37MBが空いた。意外と少ないのは、OpenOffice にいっぱい入っていた言語パッケージを既に手動で削除していたからだろう。まあ、それでもちょっと得した気分。

Sunday, April 5, 2009

長男のコンピュータ -6- Grub 入れ直し

トリプルブート状態のdynabook SS SX/290NRを、一つパーティションを削除して、デュアルブートにする。

sda6を削除して、sda1とsda2を拡大することをもくろんだ。
変更前の状態↓。


GParted はうんうんと3時間くらい働いていた。
変更後の状態↓。ややすっきりした。長男に引き渡す時には、sda4も削除される運命にある。

変更後、再起動しようとしたら、起動しない。Grub をまるごと削除してしまったのだろうか。
とりあえず、USBで起動して、HDの先頭にGrub を入れ直す。

sudo grub
[sodo] password for ユーザー名
grub> root (hd0,0) (注:hd0=1番目のHDD、0=1番目のパーティション)
grub> setup (hd0)
grub> quit


ついでに、menu.list をあけて、古いkernelを削除しておく。

sudo gedit /boot/grub/menu.lst
[sodo] password for ユーザー名:パスワード


Gedit が立ち上がって、menu.list が開くので、変更して保存。
現在残っているのは下の二つ。
Ubuntu 8.10 intrepid, kernel 2.6.27-11-generic (on /dev/sda1)
Ubuntu 9.04 jaunty (development branch), kernel 2.6.28-11-generic (on /dev/sda6)

長男のコンピュータ -5- Google Calendar と Thuderbird の同期

Google Calendar に自分のカレンダー以外に、仕事専用のカレンダーと、子供の学校のカレンダーを作っているので、学校カレンダーを長男のコンピュータに入れたThunderbird のカレンダーと同期させておく。Evolution でもGoogle Calendar と同期できるそうだが、一方通行(Evolution 側での変更がGoogle Calendar 側に同期されない)だということをどこかで読んだ。詳細は調べていない。


1. 必要なものは、Thunderbird のアドオン二つ。
Lightning 0.9
https://addons.mozilla.org/en-US/thunderbird/addon/2313

Provider for Google Calendar 0.5.1
https://addons.mozilla.org/en-US/thunderbird/addon/4631

上記二種類をインストールしたら、

2. Google Calendar に行って、Settings をあける。

3. Settings の中で同期させたいカレンダーをクリックする。

4.下の方にある、Calendar Address か、Private Address(どっちでもいっしょ)のXMLをクリックしてアドレスをコピーする。

5. つぎにThunderbird に行って、File > New > Calendar > On the Network > Google Calendar
と開けていき、4.のアドレスをペーストする。

完了。

詳しくは、ここ↓。
https://wiki.mozilla.org/Calendar:GDATA_Provider

Saturday, April 4, 2009

長男のコンピュータ -4- Cairo Dock

Ubuntuオリジナルの容姿を長男に見せてみるが、予想通りあんまり好きそうではない。Looksをいじりたおすことにする。

Cairo Dockを入れてちょっと華やかっぽくする。

また、Source list を開く。

sudo gedit /etc/apt/sources.list 



開いたら、その最後に下記を加える。

deb http://repository.cairo-dock.org/ubuntu intrepid cairo-dock


そして、キーを追加。

wget -q http://repository.cairo-dock.org/ubuntu/cairo-dock.gpg -O- |
sudo apt-key add -



最後に以下のように打ち込む。

sudo apt-get update
sudo apt-get install cairo-dock cairo-dock-plug-ins



インストールが完了したら、Dockの種類がいろいろあるので、各自悩んでみる。

長男のコンピュータ -3- コーデック

マルチメディアにいろいろ対応するように、コーデックをまとめて入れる。Terminalで、

sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras 


とやってから、さらに下記のように。しつこい。

sudo apt-get install gstreamer0.10-ffmpeg gstreamer0.10-gl gstreamer0.10-plugins-base
gstreamer0.10-plugins-good gstreamer0.10-plugins-bad
gstreamer0.10-plugins-bad-multiverse gstreamer0.10-plugins-ugly
gstreamer0.10-plugins-ugly-multiverse

長男のコンピュータ -2- 道具アプリ4種導入

1. Gpartedのインストール
UbuntuのライブCDで動かしている時には入っているのに、インストール後には入っていない。パーティションをいじりたおして変なことにならないようにという、Ubuntuの親心か。
Terminal で以下の通りうってインストール。パーティションを簡単に変更できる便利な道具だと思う。

sudo apt-get install gparted 


2. Remastersysのインストール
これも便利な道具。HDのバックアップができたり、いろいろ機能があるけれど、これでライブCDが作れる。自分用の設定をしたJibuntuを作ってISOファイルを作れるというのは楽しいではないか。

インストールは下記をリポジトリーに追加。

deb http://www.remastersys.klikit-linux.com/repository remastersys/

Terminalで、

sudo apt-get install remastersys 


3. USB-ImageWriterのインストール
Ubuntuには最初からUSB Creator というISOをUSBに焼く道具が入っている。しかし、元がISOではなく、Imageファイルの場合はUSB Creator が使えない。そんな時に便利なのがこれ。

インストールは、下記から。
http://ppa.launchpad.net/ogra/ubuntu/pool/main/u/usb-imagewriter/usb-imagewriter_0.1-1~ppa1_all.deb

4. Ubuntu Tweakのインストール
これは、コマンドを操れない素人衆にとっては、必需品のような気がするがいかがなもんか。とても便利。いろいろできるのだがメニューの項目だけ羅列。

Computer
-System Information
-User Information

Applications
-Add/Remove
-Source Editor
-Third-Party Sources
-Package Cleaner

Startup
-Session Control
-Autostart

Desktop
-Icons
-Windows
-Compiz Fusion
-GNOME

Personal
-Folders
-Templates
-Scripts
-Shortcuts

System
-File Type Manager
-Nautilus
-Power Manager
-Security

インストールはTerminalで下記のようにKeyを輸入。
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com FE85409EEAB40ECCB65740816AF0E1940624A220 


へてから、

sudo gedit /etc/apt/sources.list 


と入れると、テキスト・エディターがうなりをあげて立ち上がり、Source Listが現れるので、その最後に以下を加える。

deb http://ppa.launchpad.net/tualatrix/ubuntu intrepid main
deb-src http://ppa.launchpad.net/tualatrix/ubuntu intrepid main

保存して閉じる。
もう一度、Terminalに戻って、

sudo apt-get update 


して、

sudo apt-get install ubuntu-tweak 
でインストール終了。